『ハルカ・エイティ』
滋賀県に生まれた持丸遙は女子師範学校を経て、見合い結婚で専業主婦になったが、夫はまもなく出征。太平洋戦争が勃発し、舅姑と大阪で暮らす。やがて敗戦を迎え、経済的理由から職業婦人となったことから、ハルカは女性として開花してゆく―。
女性の一代記、という点では、立場は違えど『小美代姐さん花乱万丈』と共通するものがあるかも。
村山由佳『星々の舟』
文庫が出たので購入(なぜか文庫のほうは画像が無いので単行本の画像)
禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を探す団塊世代の長兄、戦争のトラウマをいまだにかかえる父。家族をめぐる6編。
「雪虫」
「子どもの神様」
「ひとりしずか」
「青葉闇」
「雲の澪」
「名の木散る」
『オペラ座の怪人パーフェクトガイド』
で、こんな本が出ていたら買うしかないでしょう。
映画のメイキング秘話がたくさん載っています。
劇団四季の役者さんの話も。
『東京タワー』
「恋はするものではなく落ちるものだ」
ふたりの大学生、透と耕二、彼等の年上の人妻との恋を描く長編恋愛小説。
文庫で買いましたが単行本のちょっとピンボケな表紙が好きなのでこちらを。
『ルパンの消息』
今は無きサントリーミステリー大賞の佳作だった、横山さんの幻の処女作が、15年の時を経てお目見え。
平成2年12月、警視庁にもたらされた一本のタレ込み情報。15年前に自殺として処理された女性教師の墜落死は、実は殺人事件だった―しかも犯人は、教え子の男子高校生3人だという。時効まで24時間。事件解明に総力を挙げる捜査陣は、女性教師の死と絡み合う15年前の「ルパン作戦」に遡っていく。「ルパン作戦」―3人のツッパリ高校生が決行した破天荒な期末テスト奪取計画には、時を超えた驚愕の結末が待っていた…。
ダビンチ・コードに関しての逡巡
読んでから観たほうがより理解できるのか、特に読む必要ないか。
(実は一度単行本借りて読んでいるのですが、まったく記憶に残っていない…)
あと『陽気なギャング』を10日に観にいく予定。
こちらは「地球を回す」「日常と襲撃」ともにしっかり読了。
佐藤浩一の響野にかなり期待です!
『第三の時効』
「沈黙のアリバイ」
「第三の時効」
「囚人のジレンマ」
「密室の抜け穴」
「ペルソナの微笑」
「モノクロームの反転」
『ニート』
そういえばフリーターの友人が、「ニートってどう?」とフリーターとニートをごっちゃにした質問をされて怒っていたけど、世間一般ではそんなイメージなんでしょうか…
この『ニート』5つの短編が収録されているが、ニートに関係する話は表題作と「2+1」だけ。しかもニートはあんまり筋とは関係ない。
「ニート」:かけだしの女性作家と、会社を辞め、引きこもりをつづけて困窮を極める青年との淡い関係を描く表題作。
「ベル・エポック」:婚約者を亡くし地元に帰る友人との別れのひととき。
「2+1」:「ニート」の続編
「へたれ」:大阪の彼女と名古屋の育ての母との間で揺れる東京のホテルマンの話。
「愛なんかいらねー」:出所してきた元教え子と再開した大学助手の話。
『20代会社員の疑問―いま、働くこと』
嫌な仕事、困った上司、先輩との意識ギャップ…。企業社会が急激に変質する中、自分のあり方・働き方に不安や疑問を感じる20代会社員が感じる疑問、ぶつかる壁、それら対し、彼らの視点と世の中の視点をうまく融合し、著者なりの解答を出してくれています。
よく考えるとあたりまえのことなのかも知れないけれども、非常に丁寧に、誠実に書いてあり、しかもわかりやすい事例をまじえて展開されているので、読みやすい。
「心に残ることば」が頻繁に出てきて、何度もうなずきながら読んでしまいました。
『ぶぶ漬け伝説の謎』
私の前職は教育系の会社で、京都にも学校があった。そこを仕切っている女性たちがすっごく怖くて(かなり恐れていた)、京都コワイというイメージを引き摺っている私…さらにこの本で取り上げられている「ぶぶ漬け伝説」とか「この間の戦争=応仁の乱伝説」なんかを知るにつれ、「京都ってコワイところ」というイメージがいまだに抜けないのです(京都の方ごめんなさい)
本書はそんな京都ネタ、京都の魅力がたくさんつまった1冊。
知る人ぞ知る裏(マイナー)な名刹・大悲閣千光寺に、今日も珍妙な事件が持ち込まれる。元裏世界の住人にして寺男の有馬次郎とマイナー新聞の自称「エース記者」折原けい、自称「裏京都案内人」のスチャラカ作家・ムンちゃんが、難事件の謎を追う!?誰も知らないミステリアス京都と、古都ならではの謎解きの妙味!
『深淵のガランス』
ちなみに「ガランス」とは茜色の意味。初めて聞いた。
画壇の大家・長谷川宗司の孫娘から依頼を受けいわくつきの傑作を修復することになった佐月恭壱。パリの町並の下に別の絵が隠されていた。表題作「深淵のガランス」、岩手の洞窟壁画と分割された絵の謎に迫る「血色夢」、中篇2つを収録。
『エンド・ゲーム』
実は恩田さんの本の中では、「常野」シリーズはあんまり得意じゃないほう。その中では「オセロ・ゲーム」はわりと好きなほうでした。
裏返されたら、どうなる?正体不明の存在「あれ」と戦い続けてきた一家。最後のプレイヤーとなった娘が誘い込まれたのは、罠と嘘の迷宮だった。
『ネクロポリス』
出版社からの説明では「渾身の1600枚!」とありましたが、長さは全く感じず、読むのに没頭し一気に読了。楽しかった。これぞエンタメ。
(関係ないがこのPC全盛の中、いまだに○○枚と原稿用紙サイズでカウントする出版界ってどうなんだろう…とは思う)
懐かしい故人と再会できる聖地:アナザー・ヒル。死者たちを『お客さん』と呼び、温かく迎えるヒガンという祝祭期間。今年はなぜか連続殺人、天変地異が。アナザー・ヒルの変化、証言する死者たち、地下への冒険、そして、ヒガンの行方は?
お買い上げ本(5/20)
でも本は一期一会だから(自分への言い訳)
大極宮トークショー
ということで、本日会場の護国寺の講談社に行ってまいりました。
13:30開場、14;00開演ということだったので、13:40くらいに到着(気合の入らないこと…)。クラシカルな講談社旧社屋に入り、6階の会場へ行くと、すでに開場には8割方埋まっていた。招待状にナンバリングされた数字を見ると219番だったので、多分300人くらいいたのでは?(京都、鳥取、福島からそれぞれいらっしゃった方が質疑応答タイムで質問していた。全国から来ていたに違いない)
時間になりトークショーがスタート。席から見て左手から大沢さん、宮部さん、京極さんの順に登場。
大沢さんは白のシャツに白いスラックス、
宮部さんは白のニット(ブラウスかも)に白のパンツ。
京極さんは縞の着物に黒の羽織、手にはいつもの手甲。
大沢さんが口火を切って話がスタート。
特にテーマはなかったので、話のおもむくまま話題も展開。
『選ぶ・使う・極める!みんなの手帳』
さて、今日の1冊はまたまた最近気になっている手帳本です。
佐々木かをりさんはもちろんのこと、阿川佐和子さん、江國香織さんの手帳活用術が載っていて興味深い。
さらに福澤諭吉、夏目漱石、澁澤龍彦、白州正子など、文豪、歴史上著名人の手帳活用方法も紹介されている。
構成は以下の通り
2章 手帳開発者に訊いた最新手帳の使い方
3章 選ぶ、使う、極めるとっておきの手帳術
4章 オシゴト別みんなの手帳図鑑
5章 手帳あれこれインフォメーション
『日曜日たち』
ありふれた「日曜日」。だが、5人の若者にとっては、特別な日曜日。都会の喧騒と鬱屈した毎日のなかで、疲れながら、もがきながらも生きていく男女。そしてそれぞれの過去をつなぐ不思議な小学生の兄弟。
森博嗣『レタス・フライ』
「刀之津診療所の怪」
西之園萌絵が叔母や後輩と訪れた白刀島の診療所をめぐる怪しい噂に迫る
「ラジオの似合う夜」
長期の海外出張で訪れた某国の美術館で、“僕”が遭遇した不可思議な事件とは…?
その他ショート・ショート五編を収録。
『クドリャフカの順番―「十文字」事件』
待望の文化祭、奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集を作りすぎ、どうやって売るかを部員が頭を抱えていたとき、学内では奇妙な連続盗難事件が発生。十文字と名乗る犯人が盗んだものは、碁石、タロットカード、水鉄砲―。奉太郎は「十文字」事件の謎に挑むはめに。
『愚者のエンドロール』
文化祭に出展するあるクラスの映画、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。奉太郎たち古典部の面々は、先輩入須に依頼され結末探しに乗り出す。
歌舞伎座へ
演目は、以下の通り
・「傾城反魂香」三津五郎、時蔵、他
・「保名」菊之助
・「藤娘」海老蔵
・「黒手組曲輪達引」菊五郎、左團次、菊之助、雀右衛門、海老蔵、他
歌舞伎座に行ったのは3年ぶりくらい。観客は基本的に年配女性多し。着物の女性も多かった。
最初の「傾城反魂香」は筋もセットも衣装も地味なのに、延々と1時間半くらい続いて、実は「もういいかげんにしてくれ〜」という気持ちだった。
休憩後の「保名」は、菊之助の踊りがとっても綺麗だったし、「藤娘」の海老蔵は、ちょっと女役にしては大きくて迫力ありすぎだけど華麗。でも海老蔵は立役のほうがいいのでは・・・とも思った。
最後の「黒手組曲輪達引」はとっても楽しかった。
途中ヤガモとかスターウォーズのテーマなんかも出てきて、飽きさせないし、衣装もセットも華やかで、しかもチャンバラシーンもたくさんあって、これぞ歌舞伎という感じ。
この日の主役はやはり一人二役の菊五郎。
「黒手組曲輪達引」で一幕目の情けない男の役と、二幕以降のかっこいい男助六の役をうまく演じ分けてました。
メモ
尾上菊五郎(音羽屋)
『インディでいこう!』
本書で言う「インディ」とは、
1.年収600万円以上
2.いい男が夫または恋人としている
3.年を取るほど、素敵な女性になる
この3つの条件を満たす、ナチュラルでインディペンデントな女性のこと。
一方、それに対して、
1.年収300〜400万程度から増える展望が見えない、十分な収入がないため、親の援助やパートナーに頼ろうとする。
2.彼氏や夫がいない、いても不満を持っている
3.美容やファッションにとても気を使っているが、歳をとることを怖れている。
というような人を、「ウェンディ」と呼んでいる。
Sweetbox「Addicted」など
SweetboxはクラシックとPOPSがうまく融合されていて、好きなアーティスト。
タイトル曲「Addicted」はヴィヴァルディ「四季・冬」をモチーフに使っている。
少しクラシック色が薄れてきているような気がするのはちょっと残念。前回の「Adagio」のほうが良かったかも。
スピッツのベストは、以前のベストが本人達には不本意だったらしく、今回は本人たちの選択だそうです。ファンならやはり買わないと(笑)
『氷菓』
何事にも積極的に関わらない「省エネ」高校生、折木奉太郎、高校入学と同時に姉の命令で「古典部」へ入部。そこで好奇心お嬢様、桁上がりの四名家の千反田えると出会う。えるの好奇心が爆発するままに奉太郎は謎解きをすることに。そして彼女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。
『春季限定いちごタルト事件』
小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たして小市民の星を掴み取ることができるのか?
『桜宵』
一度たずねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントを用意しておきました―。そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りに、ビアバー“香菜里屋”にやってきた神崎。マスター・工藤が語った、妻がプレゼントに込めた意味とは…(表題作「桜宵」)。店に集まる人々が抱える謎の数々をマスター工藤が解明かす連作短編集、第2弾、以下4篇を収録。
「十五周年」
「桜宵」
「犬のお告げ」
「旅人の真実」
「約束」
『花の下にて春死なむ』
年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。ライター飯島七緒は、ビアバー「香菜里屋」のマスター工藤とともに、彼の抱えていた秘密を探る。ビアバー「香菜里屋」を舞台に繰り広げられる、人生の悲哀にまつわる六つの謎解き。
「花の下にて春死なむ」
「家族写真」
「終の棲み家」
「殺人者の赤い手」
「七皿は多すぎる」
「魚の交わり」
馳星周『生誕祭』
1980年代後半、バブル真っ盛り、六本木のディスコで黒服のバイトをしながら満ち足りぬ日々を送っていた彰洋は、偶然出会った幼馴染の麻美に不動産屋の美千隆を紹介され、マネーゲームの世界に踏み込んでゆく。体温が上昇する感覚に中毒した彰洋は、「嘘をついてはいかん。人を騙してはいかん。人の物を盗んではいかん」という熱心なクリスチャンだった祖父の教えにそむき嘘を塗り重ね、後戻りできないところに。
『黒と茶の幻想』
学生時代の友人だった、利枝子、彰彦、蒔夫、節子の4人は、太古の森をいだく島へ旅に出る。それぞれの心中に去来するのは封印された過去の事件。「美しい謎」を解きながら旅する4人は幻の桜を見ることができるのか?






























