『邪魅の雫』

私は原則文庫以外は買わない方針だというのに、どんなに場所ふさぎだろうと、どんなに高かろうと(ノベルスで1600円って…)、どんなに厚く読みにくかろうと、この京極堂シリーズは必ず買ってしまう。。。
(かなり待たされているので!)出たらすぐに読みたい、とうことが大きいかも。でもいいの、何度読み直しても新たな発見があるんだもん(最初に読み飛ばしすぎなのかも…)

あいかわらずの厚さで、『絡新婦の理』829ページ、『鉄鼠の檻』826ページに次ぐ817ページという厚さ。
しかし、今回もさっさと2日で読んでしまいました。早くも次が出るまでの時間が待ち遠しい…

今回は、『京極夏彦全作品解説書』という小冊子がついている。
作品年表やカラーの妖怪図鑑などあってなかなかよいです。

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「―自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!「邪なことをすると―死ぬよ」。

邪魅の雫
講談社
京極 夏彦(著)
発売日:2006-09-27
おすすめ度:4.0



以下、ネタバレあり。

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分冊文庫版『狂骨の夢』

京極堂シリーズの3冊目で、「分冊文庫版」としてリニューアルされたもの。
これ、かなりありがたい。今までのノベルス版や文庫は厚すぎて持ち歩くのが不便かつ、私のように寝転んで本を読む人間には困りものだった。それに最初に出た文庫版はおどろおどろしい妖怪の張子がカバー絵に使われていてこわくて手元において置けないです。

「いくつもの不思議な事件(出来事)が、最終的に1つにつながり解決する」という私の好きなパターンです。
同じシリーズの前の2つと違って、関口君以外の視点から語られている部分が多いので、軽快に読み進められます。シリーズ3冊目にして榎木津の変人振りが炸裂。

そういえば、映画「姑獲鳥の夏」も見たけど、あまりにも榎さんがフツーなのでちょっとがっかり。でも「姑獲鳥」ではちょっと変わってる人だけどまだ普通人っぽかったからあんなもんなのかな〜
京極堂役の堤真一は、よくあの長いセリフ覚えたな〜と感心しきり。

分冊文庫版 狂骨の夢 上
講談社
京極 夏彦(著)
価格:
発売日:2005-08-12
おすすめ度:4

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