『村田エフェンディ滞土録
『家守綺譚』にちょこっと出てくる、土耳古(これでトルコと読む)に国費留学をした、村田君のお話。「エフェンディ」とは「学問を修めた人物に対する敬称」ということである。
『家守綺譚』
2005年本屋大賞にノミネートされた作品(結果は『夜のピクニック』『明日の記憶』に次いで3位)。梨木さんの本は『西の魔女が死んだ』に続いて2冊目。実は『西の魔女〜』はあんまり感情移入できなかったのだけど、この『家守綺譚』はすごく好きになった。
行方不明になった友人高堂の父から家守を頼まれ、越してきた物書きの綿貫征四郎。ある雨の日、掛け軸の中からボートが出てきて、いなくなったはずの高堂が現れる。それを皮切りに、四季折々の天地自然の「気」たちとの交歓がはじまる。
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