『東京タワー』

本屋大賞も受賞して売れに売れているリリーさんんの本ではなく、ちょっと前にV6岡田君が主演で映画になったことで少し話題になったほうの『東京タワー』です。

「恋はするものではなく落ちるものだ」
ふたりの大学生、透と耕二、彼等の年上の人妻との恋を描く長編恋愛小説。

文庫で買いましたが単行本のちょっとピンボケな表紙が好きなのでこちらを。
東京タワー
マガジンハウス
発売日:2001-12
おすすめ度:3.73

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『間宮兄弟』

生き方にあこがれる作家のもう一人は江國香織さん。彼女の場合はどっちかというと「なりたい」「近づきたい」というのはムリ、自分から最も遠い人だと思う。

そして久々に読んだ江國さんの本がこの『間宮兄弟』。

兄・明信、35歳、酒造メーカー勤務。弟・徹信、32歳、学校職員。2人暮らし。読書家、母親思いで、マイペースで人生を楽しむ兄弟だが、女性にはもてない。”対象外、いい人だけど、恋愛関係には絶対ならない”男たちをめぐる、恋愛小説。

新しい試みなんだけど、彼女の小説はやはり、女性視点のほうがいいな。
今回は江國さんの一番の魅力である(と私が思う)、ワンフレーズの表現力、きらめきがあまり感じられなかった。
ほのぼのしていていい感じなんだけど、小説に出てくる間宮兄弟みたいに「いい人なんだけど・・・ちょっと」という感じかな。

間宮兄弟
小学館
江國 香織(著)
価格:
発売日:2004-09-29
おすすめ度:4.21

恋愛小説Best投票

ざれこさんの(非公認)読者大賞blogで、今度は恋愛小説ベストを実施されているのでエントリーしてみたいと思います。

私にとって恋愛小説といえば、やはり江國香織。
何冊か挙げたいのありますが、その中であえて1冊選ぶと『ウエハースの椅子』です。

「愛されても愛されても足りないから。愛されれば愛されるだけ足りなくなるから。きりがないから」
愛し過ぎて不安になる主人公は、恋人と距離を置こうとするが離れられない。そして本当に別れを告げてしまうが・・・
本当にラストはとても感動的。

恋にとても不器用な「大人の恋愛小説」です。

ウエハースの椅子
角川春樹事務所
江国 香織(著)
価格:
発売日:2004-05
おすすめ度:4.67

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