絲山秋子『絲的メイソウ』

絲山さんの初エッセイ集、わーん、おもしろすぎ!
コーヒーショップで読んでいて「ムフッと笑ってる怪しい人」になってしまった。

迷走、遁走、逆走、疾走、そして、メイソウ―あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、決してまっすぐには進まない、絲山秋子の偽らざる日々。珠玉?の初エッセイ集。

絲的メイソウ
講談社
絲山 秋子(著)
発売日:2006-07-22
おすすめ度:4.5


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『沖で待つ』

出張やら何やらで、久々の更新…
このまとわりつくような湿度にやられていて、体調最悪です。毎年こんなんだっけ?
避暑に行って本を読みまくるという生活がしたいなぁ。

世間は新しい芥川、直木賞決定で盛り上がっているけれど、
私は一つ前の受賞作を読んでいたのでした。

仕事のことだったら、そいつのために何だってしてやる。そんな同期の太っちゃんが死んだ。約束を果たすべく、私は彼の部屋にしのびこむ。仕事を通して結ばれた男女の信頼と友情を描く表題作のほか、「勤労感謝の日」を収録。

沖で待つ
文藝春秋
絲山 秋子(著)
発売日:2006-02-23

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『ニート』

「ニート」というタイトルからニートの苦悩や葛藤が描かれているのかと思ったが、そういう本ではなかったです。

そういえばフリーターの友人が、「ニートってどう?」とフリーターとニートをごっちゃにした質問をされて怒っていたけど、世間一般ではそんなイメージなんでしょうか…

この『ニート』5つの短編が収録されているが、ニートに関係する話は表題作と「2+1」だけ。しかもニートはあんまり筋とは関係ない。

「ニート」:かけだしの女性作家と、会社を辞め、引きこもりをつづけて困窮を極める青年との淡い関係を描く表題作。
「ベル・エポック」:婚約者を亡くし地元に帰る友人との別れのひととき。
「2+1」:「ニート」の続編
「へたれ」:大阪の彼女と名古屋の育ての母との間で揺れる東京のホテルマンの話。
「愛なんかいらねー」:出所してきた元教え子と再開した大学助手の話。


ニート
角川書店
絲山 秋子(著)
発売日:2005-10-29
おすすめ度:4.5

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『袋小路の男』

絲山さんの本5冊目。『逃亡くそたわけ』も『イッツ・オンリー・トーク』も『海の仙人』も良かったけど、私はこれが一番好きかも。

「あなたは好きな人と一夜を共にして別れるか、何もないまま毎日会い続けるか」
友情と恋愛の間にある袋小路に迷い込んでしまった男と女の12年を描く、「袋小路の男」、そんな男から見た話「小田切孝の言い分」。もう1つの「アーリオ・オーリオ」は全く関係のない、叔父と姪の星を間にしたふれあい話。

袋小路の男
講談社
絲山 秋子(著)
発売日:2004-10-28
おすすめ度:3.89

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『海の仙人』

2月頭にひいた風邪がいまだに治らない。中途半端に市販薬でごまかしているからか、気温差の激しいせいか、はたまた仕事に追われているせいか・・・週末また悪化。最悪コンディションで読んだ1冊。

宝くじで3億円をあてた河野は、ひとり敦賀の海のそばに暮らす。そんな彼の元に「ファンタジー」が現れる。海辺の街にひっそりと暮らす青年、ふたりの女、出来そこないの神様・ファンタジーの物語。


海の仙人
新潮社
絲山 秋子(著)
発売日:2004-08-28
おすすめ度:4.36

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『イッツ・オンリー・トーク』『スモール・トーク』

立て続けに絲山さんの本を読んでみる。
たまたま続けて読んだのだけど、主人公一緒?共通の人物も出てくるし・・・

『イッツ・オンリー・トーク』はオススメ。
たくさん出てくる登場人物がみんな愛情深く描かれています。

『スモール・トーク』は車好きなら楽しめるのでは?あまり車のことを知らない(キョーミない)私みたいな人は理解が難しいかも。

イッツ・オンリー・トーク
文藝春秋
絲山 秋子(著)
価格:
発売日:2004-02-10
おすすめ度:4

スモールトーク
二玄社
絲山 秋子(著)
価格:
発売日:2005-06
おすすめ度:2.75

『逃亡くそたわけ』

先日芥川賞を受賞した、絲山秋子さん、これが初。
(読んだのは受賞前でした)

福岡タワー近くにある精神病院に躁病で入院中の「あたし」花ちゃんは、「病院に幽閉されたまま人生が終わってしまうなんて怖すぎる」と、同じ病院に鬱病で入院中の名古屋出身だが名古屋がキライな「なごやん」を無理やり連れ出し病院を脱走、なごやんの車で九州を縦断。二人の1000km逃避行!


逃亡くそたわけ
中央公論新社
絲山秋子(著)
価格:
発売日:2005-02-26
おすすめ度:4

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