「野生時代」の東野さん特集

いつもの書店に行ったところ、「Book1st○○店書店員が選ぶ文庫フェア」というものはやっていたが、直木関係は何もなし、『容疑者X・・・』のPOPも超地味でがっかり。(まだ大極宮フェアも始まっていなかったし。。。)
そんな中で「野生時代」で「東野圭吾のすべて」という特集をやっていたので、つい買ってしまった。

お目当ては「本人自身による全作品解説」。
これを読むと、「本当に売れなかった」「びっくりするくらい売れなかった」というコメントばかり(笑)
特に私が昔読んで、とってもおもしろい!と思ったものは、ことごとく売れていなかったらしい・・・『眠りの森』とか『仮面山荘殺人事件』とか『天空の蜂』とか。

そんな状況の中、手の込んだものばかり良く書き続けていたなぁと思います。
尊敬しちゃう。

この機会にフェアでもやってたくさん売れてほしい。
>書店さんお願いします。

★個人的東野フェア開催中★
眠りの森
講談社
東野 圭吾(著)
価格:
発売日:1992-04
おすすめ度:4.45


仮面山荘殺人事件
講談社
東野 圭吾(著)
価格:
発売日:1995-03
おすすめ度:3.86

天空の蜂
講談社
東野 圭吾(著)
価格:
発売日:1998-11
おすすめ度:4.36

『容疑者Xの献身』

2005年最後の本は、「このミス」1位のこの本でした。

「天才なんて言葉を迂闊には使いたくないけど、彼には相応しかったんじゃないかな」・・・ガリレオ湯川学がそう評する、数学教師、石神哲哉が、密かに好意を寄せる隣人の母娘を救うためにもくろんだ完全犯罪・・・数学だけが生きがいだった男の純愛とは?

これまでのガリレオシリーズと違い、「容疑者X」である石神と、彼が思いを寄せる隣人花岡靖子の内面にスポットをあて描写されています。湯川-草薙の同級生コンビも微妙に距離がある感じ。

容疑者Xの献身
文藝春秋
東野 圭吾(著)
価格:
発売日:2005-08-25
おすすめ度:4.81

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『さいえんす?』

めずらしく東野さんのエッセイ集です。
ネット上の="擬似コミュニケーション"に対する疑問、テクノロジーがミステリにどう影響したか、数学を勉強する理由、プロ野球復興のための提案、本、出版に関してのヒトコト…元エンジニアの理系作家が語る、科学、スポーツ、出版に関する一考察

どれもこれも、「納得!」
ところどころに笑える本音が入り混じっているところも良いです。かなりお勧めの1冊。

特に「本は誰が作っているのか」「本は誰が作っているのか」2篇はかなり真剣で、改めて本に対する意識や図書館のあり方に対して考えさせられた。
さいえんす?
角川書店
東野 圭吾(著)
価格:
発売日:2005-12

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東野圭吾マイベスト3

トラキチさん主催My Best Books!への参加第2弾は東野圭吾です。
一番はじめに東野さんの小説を読んだのは、中学だったか高校だったか忘れましたが、かなり前です。昔読んだのは実はうろ覚えだったりして、2位以下はかなり迷いましたが…

1位:『白夜行』
1位は絶対にこれ。いろいろな意味でとっても切ない話。読んでいてほんと悲しくなります。初めて読んだとき、この暗い雰囲気にどっぷりはまってしまいなかなか抜け出せなかった。
白夜行
集英社
東野 圭吾(著)
価格:
発売日:2002-05
おすすめ度:4.41


2位:『卒業』
東野圭吾が乱歩賞をとった作品です。同時受賞だった『モーツアルトは子守唄を歌わない』を書いた森雅裕が好きだったので、賞をとったかたわれの作品はどんな本なんだろうと思って、一番初めに読んだ東野さんの本です。
→スミマセン明らかに間違ってました(汗)乱歩賞は『放課後』。よって一番初めに読んだのも『放課後』のほうでした。これは2番目だったと思う・・・
純粋な推理小説だけど、恋愛小説の要素もあり、やはりこれが東野さんの原点では、と思います。
卒業―雪月花殺人ゲーム
講談社
東野 圭吾(著)
価格:
発売日:1989-05
おすすめ度:3.5


3位:『天空の蜂』
著者は売れなかった、話題にならなかった、とおっしゃっていますが、私はとっても面白かったしかなり好き。
読んだ当時は原発についてさっぱり知らなかったので、勉強になった。何より結末まで手に汗を握るサスペンス!(笑)
自分がかなりサスペンス好きだったんだな〜と今頃気づきました。
天空の蜂
講談社
東野 圭吾(著)
価格:
発売日:1998-11
おすすめ度:4.36

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